小学校のとき、毎週、お茶屋の友達の家にみんなで集まって、
お茶会なるものを開いていた。
お茶会と言っても、お茶屋の友達が提供してくれるお茶とみんなで持ち寄った駄菓子を食べていただけなのだが、
お茶屋だけに、賞を取るようなものすごく高価なお茶を出してもらって、味もわからず飲んでいた訳だ。
なんか龍角散みたいなまるい形状のアルミのケースに入っていて、子供ながらも普通のお茶ではないというのは感じていた。
そんなある日、誰かがベビースターを持ってきた。
そして、そいつはその高価なお茶の中にベビースターを入れて、一口飲むや、こう叫んだ。
ほうじ茶や!
うそっ、マジマジ、どれどれ。
本当だ、ほうじ茶や!
俺にも、俺にも。